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逃げるボミを止められるか?渡邉「負け続けたくない」

福島県の五浦庭園CCで行われている国内女子ツアー「大王製紙エリエールレディスオープン」3日目を終えて、リーダーボードの一番上には通算13アンダーで新女王のイ・ボミ(韓国)が君臨している。追いかけるのは3打差2位の渡邉彩香、4打差3位の上田桃子、5打差4位の鈴木愛といった面々だ。

一時は首位に立ちながら、この日「70」とスコアを伸ばし切れなかったのは渡邉だ。9番(521yd/パー5)では、会心のティショットから、グリーンエッジまで200ydを3Uで見事2オンに成功させたが、そこから3パットのパー。アプローチを1mに寄せた17番も、パーパットはカップをぐるりと回って外れた。「9番と17番かな…」。

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それでも「今季は何度も負けているから、最後まで負け続けたくない。そういう気持ちを前面に出してやりたい」と、イとの最終日最終組での直接対決に気合いを見せた。

一方で4打差の上田、5打差の鈴木は、イとの差を厳しく受け止めている。

予選ラウンドをイと同組で回った上田は「調子が良くない中でも、コースの中で流れをつかんで良くなっていく。今年の良い成績はこういう感じなんだ…と見ていた」という。この日は1組後ろからイのプレーを眺め「良いパーを拾いながら、バーディを決めていた。彼女との4打差は大きい」と認めざるを得なかった。「でも、自分が賞金女王を決めたのも、シードを決めたのもこの大会。思い出があるし、縁のある大会だと思っている」と、気持ちを奮い立たせていた。

この日「74」と失速した鈴木は、さすがに険しい表情で「1Wが結構暴れたし、アイアンの精度が悪かった。耐えるゴルフだったけど、アプローチを寄せてもパターが入らず、バーディチャンスも決められなかった。残念な形で1日を終えてしまった」と肩を落とした。

「優勝の可能性は低いと思うけど、まだチャンスはある。ビッグスコアを出せるように、しっかりとパットを修正したい」と話し、冷たい風の吹き始めた練習場へと足を運んだ。(福島県いわき市/今岡涼太)

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2015年 大王製紙エリエールレディスオープン



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