師匠・岡本綾子からの“ひとり立ち” 服部真夕が歩く道
2015年 CAT Ladies
期間:08/21〜08/23 場所:大箱根CC(神奈川)
金田久美子が2位フィニッシュで賞金シード復帰へ
神奈川県の大箱根CCで開催された国内女子ツアー「CAT Ladies」。3年ぶりの勝利を手にした服部真夕に次ぐ4打差の2位タイに金田久美子が入った。7アンダーの6位から出て「70」(パー73)で回り、通算10アンダー。来季のシード権をほぼ手中に収めた。
混戦状態となった最終日の中盤。金田は服部を追う1番手になった。1バーディ、1ボギーでハーフターンした直後の10番から怒涛の4連続バーディ。13番(パー5)では5mのスライスラインを読み切り、両ひざを折ってガッツポーズ。終盤16番からの2連続ボギーで後退したが、最終18番(パー5)をバーディで締めくくり、再び拳を握った。
<< 下に続く >>
「バーディフィニッシュで目標の10アンダーにできた。3日間、いいゴルフができたと思います」。2011年「フジサンケイレディスクラシック」以来の勝利が遠く、昨季、ランキング58位で賞金シードを失って迎えた今シーズン。今大会で賞金額をシード獲得“圏内”とされる2000万円台(2166万5500円=ランキング29位)に乗せ「めっちゃ、うれしいです!」とノースリーブ姿で笑顔をはじけさせた。
「今年は目標を下げて、シードを獲ることを考えてきた。そこをクリアできた」と“カムバック”を喜んだのも束の間、視線はさらに上に切り替えた。「目標を(最終戦の)リコーカップに行くことにアップさせて、これからまた頑張ります」と気を引き締めた。(神奈川県箱根町/桂川洋一)
あなたにおすすめ
特集SPECIAL
ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!