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今季2勝目のテレサ・ルー「女王は全然狙ってない(汗)」

1m弱のウィニングパットを「緊張しすぎて、頭が真っ白。練習みたいな感じで打った」とテレサ・ルー(台湾)は振り返った。国内女子ツアー「リゾートトラストレディス」最終日、首位と1打差の2位から出たルーは、上がり2連続バーディで通算14アンダーとして、最後の最後に1打抜け出す鮮やかな大会連覇。「この大会には幸運があるみたい(笑)」と肩をすぼめて、謙虚に喜びを受け止めた。

首位の大江香織を1打差で追いかけて通算9アンダーからスタートした最終日。同組のもう1人、西山ゆかりも含め「一緒に回った選手の仲が良くて、リラックスしてラウンドできた」というが、やはり優勝争いのアドレナリンは溢れていた。

前半はパー5で2つと2打目を50cmにつけた5番(パー4)で計3バーディを奪取。先頭集団をキープしていたが、「アイアンが全体的に飛んでいた」と距離間に苦しみ、抜け出すには至らない。残り2ホールとなって通算12アンダーは、6組前で先にホールアウトした吉田弓美子と同スコアで、1組前で通算13アンダーとする申ジエを1打差で追う展開だった。

「ちょっとアグレッシブに攻めようと思った」という17番の第2打は、PWで普段より5ydプラスの120ydまで飛んで、ピン上4mへ。「今日はリップアウト(カップに触って入らないこと)が多かったし、多分入らないと思って打った」というバーディパットが、30cmほどスライスしながら真ん中からカップに消え、右拳を握りしめた。

一足先に通算13アンダーでホールアウトした申が見守る18番グリーンでは、残り103ydを54度のウェッジで1m弱にぴたり。申も「テレサさんは、難しい17番でバーディをとったから、最後も良いショットをしてくるだろうと思った」と脱帽のフィニッシュだった。

開幕戦に続いて今季2勝目を挙げたルーは、賞金ランキング2位に浮上。平均ストローク(70.4643)、パーセーブ率(89.4841)でも1位につけた。ただ、賞金女王に関しては「全然、狙っていない」という。今年の目標は平均ストロークを60台にすること。それを達成できれば良い結果がついてくるかも? というスタンスだ。

「まだまだシーズンは長いし、平均スコアも悪くなるかもしれないから練習したい。今日の18番の3打目、あの感じをもっと練習したい」。

外国人として日本ツアーでただ1人永久シードを持つト阿玉以来の台湾人の賞金女王誕生という話題も、まだルーには荷が重いようだ。地元・台湾に帰っても「(期待を掛けられないように)目立たないようにしています」と、いたずらっぽく笑った。(山梨県上野原市/今岡涼太)

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