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初優勝間近?藤田光里は2位、菊地絵理香は3位

国内女子ツアー「スタジオアリス女子オープン」最終日に、3打差の単独首位から初優勝を目指してスタートした藤田光里は「69」とスコアを伸ばして通算7アンダーの2位フィニッシュ。トーナメントレコードの「64」を叩きだした成田美寿々に2打差をつけられ逆転負けは喫したが、その表情はすがすがしかった。

「悔しいというより、3日間一度もあきらめず、マイナスな発言もせず、初めてすっきり上がってこられたと思う」。

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序盤は同組の成田が6連続バーディの大爆発。「あまりギャラリーにならないように。自分のペースを崩さないように心掛けた」が、4番、6番とボギーが先行。前半は2つスコアを落として折り返した。

それでも、「ここで折れたらいつもと同じ」と、後半は5バーディで巻き返す力強さを見せた。最終18番は首位と3打差、3位と2打差の2位で迎えた。「今までなら、パーで上がればいいと思っていたけど、最後まで頑張って攻めようと思った」と171ydを5Iで5mにつけ、これを沈めて3連続バーディで締めくくった。

目標とした「3日間アンダーパー」「気持ちで負けない」という目標は達成した。破れはしたが、収穫の多い一戦となった。

同じく初優勝を目指して、成田と同じ1アンダーからスタートした菊地絵理香は、5バーディ、2ボギーの「69」。3つスコアを伸ばしたが、首位とは5打差の通算4アンダー、3位に終わった。

「今日みたいな展開だと、成田さんみたいにビックスコアを出さないと勝つことはできない。もっとショットの精度を上げて、近くのバーディチャンスにつけられるように練習したい」

早くも今季4度目のトップ10フィニッシュ。初優勝の瞬間は遠くないはずだ。(兵庫県三木市/今岡涼太)

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