渡邉彩香が「63」で猛追2位 大山志保が単独首位守る
2014年 NOBUTA GROUP マスターズGCレディース
期間:10/23〜10/26 場所:マスターズGC(兵庫)
9つ伸ばした渡邉彩香 完璧ショットの原動力は1日○食!?
国内女子ツアー「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」の2日目に、2アンダー19位で出た渡邉彩香が、1イーグル、7バーディの「63」をマーク。9ストローク伸ばして、首位の大山志保とは1打差の通算11アンダー単独2位に浮上した。
「今日はピンチが1度もなかったです。フェアウェイを外したのは何回かありましたが、全ホールパーオンできました。ショットが良かったので、チャンスというチャンスにはパッティングも決められたという感じです」
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前半に3つのバーディを奪うと、10番から3連続バーディ。そして475ヤードの15番(パー5)では、2オン狙いの2打目がグリーン右サイドのラフに入るが、ピンまで10ヤードのアプローチが直接カップイン。今季6つ目となるイーグルを奪った。さらに続く16番でもバーディを奪い、これまでの自己ベスト「66」を3打縮めた。
ショットが好調になった要因を「練習の方法を変えたからですかね」と分析する渡邉。2週前から、練習日のラウンドを18ホールではなく9ホールにし、その分、練習場で打ち込む時間を増やしたという。「コーチからもたくさんクラブを振った方がいいと言われた。それが良かったみたいです」。
トレーニングの影響で1カ月前には「体重が2週間で3キロ減ってしまった」が、現在は2キロ戻し体調もいいという。豪快な飛距離が魅力的な渡邉にとって体重の減少は、飛距離ダウンに直結する。「体重を戻すにはやはり食事が大事かなと思って、いまは時間を気にせずお腹が空いたら食べるようにしています。朝、ラウンド前、ハーフターン、ラウンド後、さらに夕食、1日5食ぐらいですね」。
1食の量はおにぎり1個やパン一つなど少量の場合もあるが、食べたいときに食べるという“本能”に従うことで、ストレスなくゴルフに集中している。(兵庫県三木市/本橋英治)