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柏原明日架は「宮崎に流れ」 次週プロテストへ“遼合宿”で課題も

次週に日本女子プロゴルフ協会の最終プロテスト(7月29~31日、岐阜県・ベルフラワーCC)に挑む柏原明日架が、今週は国内女子ツアーで今季から新設された「センチュリー21レディスゴルフトーナメント」に出場する。

今季女子ツアーでは「アクサレディス in MIYAZAKI」で4位タイ、「ほけんの窓口レディース」で6位タイに入るなど、すでにプロの試合で好成績を残している柏原だが、プロテストは泣いても笑っても一発勝負、やはり精神状態は穏やかではない。

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テストに向けて「この段階で新しいことにチャレンジすることもないし、どこも変えることなく、あまり考えすぎないようにしたい」と静かに話すが、アイアンショットで1つ課題が見つかったという。

それは、石川遼が先月末から北海道で行った合宿に、1週間ほど参加した際に見つけた。「合宿ではショットの練習が8割で、フェアウェイの良いライからピンを狙う練習を多めにしました。100ヤード以内で遼さんはピンの1メートルに付けていましたが、自分は半径5メートルというのが多くて。意識の高さというか、差が分かりました」。

合宿を終えた柏原は地元宮崎に戻り練習を行ったが「技術的な調子が良くなくて、基本から練習を再開しました。テストに向けて緊張すると思うので、精神的なところもどうコントロールするかしっかりと考えます」と、すでに緊張感を漂わせる。

そんな柏原に笑顔が戻ったのは、後輩の活躍する姿を見た時だった。先週の「サマンサタバサレディース」では、日章学園高校の後輩にあたる三浦桃香(15歳)が、初めてのプロツアーで森田遥と通算6アンダーで並び、ベストアマチュア賞を獲得した。「自分の(高校の)制服をあげた子なんです。小学校のころから同じ練習場でやっていて、ショートゲームが上手いし、勘が良いですね」。

さらに先週は高校の先輩、香妻琴乃がプレーオフで敗れはしたが2位に入った。「琴乃さんも活躍されているし、宮崎に流れが来ているんじゃないかと思います」。今週の目標を「とりあえず3日間戦いたい」と話す柏原は、同郷の先輩後輩の活躍に後押しされ、次週のプロテストまで突っ走る。(静岡県伊豆の国市/本橋英治)

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2014年 センチュリー21レディス



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