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メジャー初戦のセッティングは「プロのギリギリ」

2014/05/07 17:07

今季の国内女子メジャー初戦「ワールドレディスサロンパスカップ」は8日(木)から4日間、茨城県の茨城GC西コースで開催される。開幕前日の7日(水)には大会を主催する日本女子プロゴルフ協会(LPGA)の公式会見が行われた。

今大会の18ホールの総距離は今年のメジャー4戦でも短い部類に入る6630ヤード(パー72)。「今回のセッティングは、メリハリをつけることをコンセプトに挙げた。難しいホールはより難しく、易しいホールはより易しく」と入江由香・大会実行委員長。13番(パー3)で昨年よりも23ヤード距離を短くするなど、まずパー3での難度を下げた。

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一方でストレートホールだった14番(400ヤード・パー4)は、ティグラウンドを従来よりも右側に移し、右ドッグレッグのホールに仕上げて難易度をアップ。全体のラフは昨年よりも長い50ミリに設定。優勝スコアは、穏やかな晴天が続けば、近年を下回る10から12アンダーを想定しているが「バーディホールではバーディを獲っていかないと上位には来れない。あとは難しいホールでいかに耐えていくか」と攻略ポイントを掲げた。

「KKT杯バンテリンレディース」を制した勝みなみ、既に今季2度優勝争いを演じた森田遥ほか、アマチュアの存在が光る今季序盤戦。小林浩美LPGA会長は、宮里藍石川遼松山英樹の名前を上げながら「憧れる存在がそこにいて、私もああなりたいと(アマチュアの)皆さんが感化されているのでは」と分析する。

一方で「今回のセッティングは、私が考える中ではプロの選手のギリギリのところのセッティングにさせてもらった。グリーンは(スティンプメーター)12フィート、硬さ(コンパクション)も24。フェアウェイからでも本当にいいショットでなければ、グリーンに止まらない」と入江委員長。「確かに厳しいセッティングにしてある。予選を通過するのも難しくなっている。(アマも決勝に進めば)その実力を持ち合わせているんだと思う」と続けた。

今大会、アマチュア勢では勝、森田のほか、日本アマチュアランク1位の松原由美(昨年11月が最新)、世界アマチュアランキング1位のミンジー・リー(オーストラリア)が参戦。2014年のメジャー初戦は、プロとアマの“メリハリ”がつく結果になるだろうか。(茨城県つくばみらい市/桂川洋一)

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