昨年メジャー初制覇を果たした茂木宏美 2月に出産したことで今回は不在となる

国内女子ツアー「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」が8日（木）から4日間、茨城県の茨城GC西コースで行われる。2014年シーズンのメジャー初戦。米国から宮里藍、宮里美香が揃って参戦を決め、華々しくビッグトーナメントの幕が開く。

昨年大会は首位に2打差の2位から出た茂木宏美が、最終日に逆転し公式戦初制覇。茂木は今年2月に第一子を出産し、ディフェンディングチャンピオンは不在となる。一方でその一年前、逆転を許した森田理香子は賞金女王の称号を得てから初のメジャー。前週「サイバーエージェントレディス」は急性胃腸炎により急きょ欠場しており、まずは体調面が心配されるが、注目度はもちろん高い。

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海外からは“ダブル宮里”のほか、今季米女子ツアーで2勝のアンナ・ノルドクビスト（スウェーデン）やフォン・シャンシャン（中国）のトップ選手が出場。待ち受ける日本ツアーは、現在賞金ランキング上位のイ・ボミ（韓国）、O.サタヤ（タイ）らが好調だ。一ノ瀬優希は前週、早くも今季2勝目に一番乗りを果たしてランク3位に。渡邉彩香、比嘉真美子ら新鋭の若手はもちろん、新婚の横峯さくらも多くのファンを引き連れることだろう。

そして目下、見逃せないのがアマチュア勢の面々。3週前の「KKTバンテリンレディス」でツアー史上最年少優勝を果たした15歳の勝みなみが、その先陣を切る。前週「サイバーエージェントレディス」で惜しくも2位に終わった森田遥、その森田に昨年「日本女子アマチュア選手権」決勝で敗れた松原由美、世界アマチュアランク1位のミンジー・リー（オーストラリア）も名を連ねる。彼女たちも、いまや見逃せない一大勢力だ。

【主な出場予定選手】
フォン・シャンシャン、申ジエ、宮里藍、宮里美香、A.ノルドクビスト、アン・ソンジュ、イ・ボミ、森田理香子、横峯さくら、佐伯三貴、比嘉真美子、一ノ瀬優希、渡邉彩香、諸見里しのぶ、勝みなみ（アマ）、森田遥（アマ）、藤田光里