台湾の21歳ヤオがツアー初優勝 比嘉真美子が7連続バーディを記録
2014年 フジサンケイレディスクラシック
期間:04/25〜04/27 場所:川奈ホテルGC富士コース(静岡)
山あり谷あり…7連続バーディの比嘉真美子は2位フィニッシュ
国内女子ツアー「フジサンケイレディスクラシック」の最終日、24位から出た比嘉真美子が、9バーディ、2ボギー、1トリプルボギーの「68」で2位タイに滑り込んだ。
出だし1番をボギーとした比嘉は、3番からの猛チャージを開始した。フェアウェイからの第2打をピン1.5メートルにつけて1つ目のバーディ、続く4番(パー5)では1メートルを沈めて2つ目、5番(パー5)は2オンに成功しイーグル外しのバーディとここまで3連続バーディ。
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「目標スコアを意識するよりも、行けるところまで行ってみよう」。流れに乗った勢いは止まらず、続く6番、7番、8番、9番--と終わってみれば、スコアカードに7つの○を並べて、前半を「30」で折り返し、一気にトーナメントリーダーに躍り出た。
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※ 比嘉の7連続バーディ詳細
3番397ヤード(パー4):第2打をピン1.5メートルにつけてバーディ
4番468ヤード(パー5):グリーン右手前バンカーから1メートルに寄せて2つ目
5番470ヤード(パー5):2オン、5メートルのイーグルパットを外して3つ目
6番177ヤード(パー3):6メートルのフックラインを沈めて4つ目
7番404ヤード(パー4):ピン手前約6メートルを沈めて5つ目
8番330ヤード(パー4):上から約5メートルのスライスラインを沈めて6つ目
9番155ヤード(パー3):9Iでのティショットをピン右2メートルにつけ7つ目
※2013年「サイム・ダービー LPGA マレーシア」2日目の5連続バーディが自身の最多記録
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「今週からパターの重量を重くして臨んでいる。ショートパットはしっかりとイメージが出ていたし、微妙な距離を残すパッティングも自信を持って打てていた」ことが爆発的なバーディ量産を支えた。
だが一転、17番(パー3)では「出球から右に出てしまった。2打目は左足上がりのライからダフって完全なミス。もったいなかった」とティショットのミスが大きなミスを招き、痛恨のトリプルボギーで順位を落とした。
ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」2位タイ以降は、出場5戦で3度の予選落ち。この日はショットも噛み合いを見せ、「ゴルフの調子も精神的にもフラットな状態」とようやく復調の兆しが見え始めた。2013年9月の「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」での悔しいプレーオフ敗戦から8ヶ月。来月8日から開幕する国内女子メジャー初戦「ワールドレディスサロンパスカップ」でのメジャー制覇を、次の目標に掲げている。(静岡県伊東市/糸井順子)
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