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静かなる女王争い…森田理香子も伸び悩み12位タイ

宮崎県の宮崎カントリークラブで開催中の「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」の2日目。賞金ランキングトップに立つ森田理香子は14位タイからスタートし、「ショットはあまり良くなかったし、パットも入らなくて大変だった」とノーバーディ、1ボギーの「73」。通算3オーバーは順位こそ2つ上げたが、首位との差は7ストロークに開いた。

強風注意報が発令され、刻々と強さを増した風が、選手のショットを左右したコースで、森田は初日に続いて高麗芝のグリーンで苦しんだ。「自分が思った通りのラインに打てているけど、最後で(読みと)違った曲がりをすることがあった」と33パットを献上。14ホールでパーオンに成功しながら、バーディパットがカップに消えることは1度もなかった。

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序盤2番で先に来たボギーを挽回できないままパーを重ね、終盤17番では1.5メートルに絡めたビッグチャンスもカップを逸れた。最難関ホールの最終18番もピン右2メートルにつけたが、強いフックラインを読み切れずにパー止まり。コース脇を埋めたギャラリーからは、最後まで溜息ばかりが漏れた。

女王争いでは、森田を約281万円差で追う横峯さくらが20位タイと低迷。2日目を終えてアドバンテージは大きくなったが、納得から程遠いプレー内容に「成績も良くないし、苦しいと思っています」と表情は冴えない。「バーディを獲れていないので、あと2日間でアンダーパーまで戻したい」。今の森田にとって、敵は自分自身だ。(宮崎県宮崎市/塚田達也)

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2013年 LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ



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