賞金ランキングトップの位置でホステス戦に臨む森田理香子

明日13日（木）に開幕する国内女子ツアー「サントリーレディスオープンゴルフトーナメント」。“サントリースポーツパートナー”契約を結ぶ森田理香子が、大会の顔の1人としてホステス大会を迎える。

「サントリーの試合だけじゃなく、リコーやダンロップなどお世話になっている試合では気持ちが違う」と、やはりホステスの立場は重みが違う。「普段のトーナメントも一生懸命だけど、より慎重にやっていきたい。良い結果を出したいですね」。今季は早くも2勝を挙げ、目下賞金ランキングトップを快走中。大事な一戦を前に調子は上々、周囲の期待もおのずと高まる。

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とはいえ、賞金ランキングについて森田自身は「まだ6月だし、しっくり来ていない」と関心は薄い。それよりも、森田が心の中に根付かせている大切な部分。「ランクどうこうよりも、スイングやゴルフについて“上達しよう”と考えることが出来ている。それが自分の中にあることが一番大事だし、今の自分を支えていると思う」。自分自身の今を確認するように、言葉を続けた。

先週は、同じ岡本綾子門下の表純子が8年ぶりの勝利。「私よりも年齢が一回りも上だけど、体力はすごくあるし、精神的にも安定している。自分も、純子さんの年まで長く続けられるような選手になりたいと改めて思った」。姉弟子の復活劇にも刺激を受け、ホステス大会のティオフを迎える。（兵庫県神戸市／塚田達也）