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初優勝へ!首位と1打差で踏ん張る中村香織

国内女子ツアー「スタジオアリス女子オープン」の初日に2アンダーをマークして、首位タイでスタートをきった中村香織が、2日目は3バーディ、3ボギーとスコアを伸ばすことは出来なかったが、首位とは1打差の通算2アンダー3位タイで最終日を迎えることになった。

スタートの1番で2オンに成功した中村は、前日も話していた課題にしている6メートルのバーディパットを決めて単独首位に浮上。しかし、続く2番で「風の読み違い」とミスショットが飛び出しボギーをたたいてしまう。さらに5番パー5でバーディを奪った直後もボギーにしてしまった。

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後半に入ると10番パー5は3打目勝負と思ったが、ボールのライが悪く「難しいなと思ったら、やっぱりミスしてしまいました」と、2番に続きスコアの伸ばしたいパー5で2詰めのボギーをたたいた。

それでも、粘りのゴルフを続け14番では7メートルのバーディパットを決めてスタート時の2アンダーに戻した。最終18番はこの日最も難しいホールとなったが、ティショットで確実にフェアウェイをとらえたものの、2打目は残り200ヤード近く残してしまう。3番ウッドで振り抜いたボールは中村のイメージ通りに2オンに成功しパーセーブすることができた。

「今日はドライバーショットが良くなかったですね。自分のイメージでは、もっと悪いラウンドだったと思っていたので、パープレーで回れたのは良かった」。周囲もスコアを伸ばしていないことで、優勝のチャンスはまだ残っていることを確信。

「追われるよりも追いかけるほうが楽だし楽しい。1打差はあってないようなものだし、トップのおしりを虎視眈々と狙います。コースが難しいので、様子を見ながら守るところは守って、集中してやります」と、初日に芽生えた初勝利への強い意気込みは、衰えることなく最終日を迎える。(兵庫県三木市/本橋英治)

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2013年 スタジオアリス女子オープン



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