ホステスプロとして国内最終戦に臨む森田理香子。今週もイーグルで魅せる！

22日（木）に宮崎県の宮崎カントリークラブで開幕を迎える、国内女子メジャー最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」。今季の優勝者と、賞金ランキング上位25名のみが出場できるエリート揃いのメジャー戦に、リコーと所属契約を結ぶホステスプロ、森田理香子が3年連続3回目の出場を果たす。

今大会では唯一のホステスという重責を負う立場にも、過剰なプレッシャーは無い。「私にとって試合の1つ1つが大切な試合だし、気持ちの中ではそれほど変わっていません」と、大舞台を前にしても自然体の境地にいる。

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期待されるメジャー獲りにも、「私には、まだ早いと思う」と謙虚な言葉が続く。「メジャーで勝ちたい気持ちはもちろんあるけど、まだスイングも未熟だし、パットも大切なところで決め切れていない。そんな甘いものじゃないと分かっているつもりです」。師匠の岡本綾子とともに取り組んでいる“強く美しいスイング”への道。今季は通算2勝目を挙げるなど着実な進歩を見せてはいるが、まだまだ発展途上という認識だ。「岡本さんの言うことをやれるようになったら、考えてもいいかな、という気持ちでやっています」と、自らを冷静に見つめていた。

その中でも、先週の「大王製紙エリエールレディス」でシーズンのツアー記録を更新したイーグル数へのこだわりは、人一倍強い。「（パー5では）2番は届かないけど、ほかは風と（ボールへの）当たり次第。今週もチャンスはあると思うし、記録をもっと伸ばせるように頑張りたい」。今や森田の代名詞となったイーグルで、初のメジャータイトルを引き寄せられるか。（宮崎県宮崎市／塚田達也）