笑顔でオフの充実したトレーニングぶりを話していた福嶋晃子だったが…

女子プロゴルフの福嶋晃子が26日（木）に都内で会見を行い、来週6日（金）から開催する国内女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」を欠場することを明かした。

記者会見場に集まった報道陣が、一瞬「え？」と耳を疑った。それまでは「今年のオフは横浜で妹と2人で合宿をし、今年も頑張って走りました。今年は久しぶりに『全米女子オープン』にも出場できますし、すごく楽しみ。合宿でも初めからゴルフの調子が良かったですし、早く開幕が来ないかな、という感じです」と、自ら仕上がりの良さをアピール。それだけに、唐突の欠場表明は周囲を驚かせた。

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というのも、先週17日（火）に「痛くてのたうち回っていた」というほどの腹痛に見舞われ、救急病院へ直行。「去年から調子は悪かったけど、胃のせいだと思っていた」そうだが、診察の結果は胆石が原因と判明した。翌18日に内視鏡手術を行い無事に除去したが、開幕戦への欠場は余儀なくされた。

「今は、やっと散歩が始められる程度。調子は良かったし、本当は休みたくないので残念です。2戦目からは出場できればいいですね」と表情を曇らせた福嶋。それでも、昨年から続いていた腹痛が完治した上に、オフの充実したトレーニング談や「全米女子オープン」へ向けての意気込みを聞いていると、今シーズンの福嶋は昨年以上の活躍が期待できそうだ。