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キャディと楽しくラウンド!森桜子が上々のスタート!

国内女子ツアー第3戦「ヤマハレディースオープン葛城」の初日に、14番でこの日5つ目のバーディを奪い3アンダーの単独首位に浮上した新人の森桜子。さくらの季節に桜子が首位でホールアウトするかと思われたが、難コース葛城ゴルフ倶楽部は簡単には終わらせてくれなかった。

15番512ヤードのパー5は、S字型に曲がった形状で、左右に曲げてしまうとトラブルを招いてしまう。この日調子の良かったドライバーでティショットを打った森の打球は、左サイドのラフへ。2打目に選んだクラブは7番ウッド。フェアウェイ右サイドを狙い、250ヤード先のバンカー手前に運ぶつもりだった。

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しかし、振りぬいた打球は練習では考えられないほど飛び、届くとは想定していないバンカーに直接入ってしまった。そして3打目はグリーンを狙うことができず、このホールでダブルボギーを叩き1アンダーに後退。続く16番もティショットが打ち下ろしでトラブルを招きやすいが、ここは無事パーで通過した。

ところが17番パー3で、グリーン手前のフェアウェイからパターでアプローチを行うと、ピンを2mオーバー。この返しのパーパットを外してしまい、それまでの貯金を使い果たした。ホールアウトした森は、がっくりした表情など微塵も見せず笑顔だった。

「ラッキーもありましたし、このコースは難しいからトラブルはしょうがないですね。昨日のプロアマではピン方向ばかり狙ってしまったので、今日は安全なところなど狙いをピンではなくしっかりと定めてラウンドすることができました」。森は自分でコースの戦略方法を練っていた。

今回、森のキャディを務めているのは谷口徹上田桃子のキャディとして知られる清水重憲氏。「清水さんは、自分が凄いキャディだというオーラを出さないし、いろんな話ができて楽しいです。私はこれからの選手だからと、私の考えに否定はまったくしないで、むしろいろいろ試させてくれるんです」。清水氏も「彼女はセンスがいいですね。パッティングも上手いし、いい選手になりますよ」と太鼓判を押す。

結果的にイーブンパーの12位タイで初日を終えた森だが、この日のラウンドは納得の様子。「ただ、明日は今日失敗したホールはリベンジしたいですね」と豊富を語る。この2人のコンビは、次戦の「スタジオアリス女子オープン」までは続くことが決まっている。

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2009年 ヤマハレディースオープン葛城



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