大型新人、比嘉真美子がいよいよプロデビュー！

7月26日に行われた女子プロテストを8位タイで一発合格。11年、12年の「日本女子アマ」連覇という輝かしい実績を引っさげ、18歳の比嘉真美子が今週開催の「ニトリレディス」でついにプロデビュー戦を果たす。

開幕前日の23日（木）には、プロゴルファーとして初仕事となるプロアマ戦に出場。「今までと（試合に入る）流れは違うけど、良い刺激になりました。モチベーション高く（初日に）臨めると思います」。しばらく実感が無かったというプロゴルファーとしての意識も、今週に入り徐々に芽生えつつある。

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目標だったプロテストトップ合格を逃してから、今週までのおよそ1ヶ月。「（プロテストでは）スイングのリズムがバラバラだったことが大きな反省点。そこを意識しながら練習を続けてきた」と、悔しさを胸に留めながら着々と準備を進めてきた。トップ合格者には、公式戦と「ミズノクラシック」を除く今季13試合のツアー出場権が付与されるが、それ以外の合格者には3試合の推薦出場枠のみ。「一戦一戦がすごく大事になるので、最後の1打まで集中できるようにトレーニングと体力づくりも積んできました」。満を持して、今週のプロデビュー戦に臨む。

先週の米女子ツアー「セーフウェイクラシック」で待望の初勝利を挙げた同郷の先輩、宮里美香からは“今週のデビュー戦、頑張ってね”と激励のメールをもらったという。アマチュアの頃から、常に優勝を目標にツアー出場を重ねてきた比嘉。今週も優勝への意欲を問われ、「はい、そうですね」と即答。その気概はもちろん、プロデビュー戦でも変わらない。（北海道苫小牧市／塚田達也）