アニカ・ソレンスタム貫禄の9打差逃げ切り優勝!!
「ニチレイカップ」A.ソレンスタム優勝コメント
アニカ・ソレンスタム
「いろんな意味で良い週だった。特にこういう成績で一週間を終わらす事ができて、嬉しく思う。2位との差が開いていたが、自分は15アンダーを目指してプレーをしていたので、気にしていなかった。日本選手との9打差は、パーオン率、フェアウェイキープ率で勝っていたから。また、バーディ数は同じでも、自分の方がボギーが少なかった事も理由だと思う。米男子ツアーのコロニアルに向けては、ドライバーの調子は18番以外にティショットのミスもなかったし、大変良く満足している。コロニアルではパープレーが目標で、それが出来た時の順位が何位になるかは想像がつかない。だからこそ参戦したいと思っている。コロニアルへの参戦は、自分の個人的な興味から。アスリート、競技者であれば、難しいテストや調整を喜ばしく思うもの。それが結果としてLPGA(米国女子ツアー)や女性のゴルフの地位向上につながれば嬉しい。成績が悪くても自分自身に対しては頭にくるが、それ以外は特にない。先日PGA(米国男子ツアー)の試合に出るのはコロニアルが最初で最後と言ったが、実は11月にシンガポールで行われる男子とのスキンズマッチに招待されていて、出場する予定。これが男性がらみの試合の最後だと思う。目標はメジャーに勝つことで、コロニアルへの出場もそのための勉強。ゴルフをする時は、今に集中するようにしている。前のホールや前日のことは考えずに、1つ1つに集中する。ビジョン54については、いつでも頭の中にある。どこででもバーディを取ることができると考えている。ショットの練習は子供のころから大好きだった。米国に出てきてからショートゲームをやり出し、うまくなってきた。上達の余地があると思うのは、ショートゲームとバンカーショット。攻めるホールと、パーセーブで守るとき、木の中ならば無理してパーを狙わないなど、状況を考えながらやっているのが、悪いスコアを叩かない理由だと思う。無理せずリカバリーを選択するのは、ボギーの方がダブルボギーよりもラクだから。今週は夫にキャディを頼んだが、彼に担いでもらうのは特別の時で年1回くらい」