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藍、2打差5位発進に笑顔「しっかりやれている」

待ちに待ったメジャー大会。初日の第1ラウンドが中止となり、この日は開幕を待ちわびた9,000人近いギャラリーが会場を訪れた。宮里藍はそんな大ギャラリーをスタートホールからうならせる。

10番スタートのこの日、残り147ヤードの第2打を6Iでピンそば30cmにつけて幸先良くバーディ発進すると、13番(パー3)で5m、14番では2m、15番(パー3)で4mを沈めて3連続バーディを奪い、順調にスコアを伸ばす。

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今週は同モデルながらソール幅の厚い5番アイアンを、球を高く上げてグリーンで止めるためにバッグに入れているが、「変えてよかったとプレー中に何度も思えた」と、この選択も宮里の好プレーを手助けする。最終ホールでボギーを叩いたものの、6バーディ1ボギーの「67」で回って通算5アンダー、5位タイで第1ラウンドを終えた宮里は、「内容はすごく満足しています」と白い歯を見せた。

「調子がいい、悪いというフィーリングはないです。1打1打、しっかり自分のやるべきことをやりきれている」と、宮里の基準は明確だ。昨年は49位タイに沈んだが、「言い訳になるのであまり言いたくないんですが、時差ボケの影響が一番大きいです」と、コース以前の問題が大きいことを打ち明ける。今週は大会前週に帰国し、十分な余裕を持って月曜日からコース入りしていることが、高い集中力につながっているのだ。

「日本の芝やコースの感触もチェックできて、微調整ができました」という宮里に、死角は見当たらない。(茨城県つくばみらい市/今岡涼太)

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2012年 ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ



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