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諸見里、絶好調当時の自分に学ぶ

諸見里しのぶが「全米女子オープン」出場権獲得という吉報を手に、今週の「ヨネックスレディスゴルフトーナメント」に臨む。先週は国内ツアーを欠場し、21日に渡米。23日にカリフォルニア州で行われた同大会の予選会に出場し、1日36ホールストロークプレーでの戦いを3位タイで突破した。

「ホッとしました」と安堵の表情を浮かべる諸見里。以前から海外メジャー出場へのこだわりを口にしていただけに、喜びもひとしおだ。昨日25日に帰国し、この日はイン9ホールを練習ラウンド。ハードなスケジュールにも、「疲れはないし、時差ボケもありません」と、いつも通りの元気な笑顔を振りまいた。

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だが、予選会では現在の課題も浮き彫りになった。「状況に適応することと、先週(予選会)はドライバーが曲がってしまった。今だったら予選通過がやっとだと思う」。その解決の糸口となるのが、絶好調時の自分自身の姿だ。

先週の渡米前、09年に優勝した「日本女子プロ」のビデオを見て目を疑った。「ショットのリズムが違った。構えてパッと(前を)見て打つ感じで、テンポが速かった。こんなに簡単に打っていたんだ、羨ましいなあ、と思って見ていました」。予選会でもそのリズムを思い起こしながらプレーを続け、「ショットは良くなってきました」と手ごたえを掴みつつある。「そこを押さえて、絶好調に持っていきたいですね」。今週も同じポイントに注意を払いつつ、今季初勝利、そして海外メジャーでの活躍へと道を切り開いてゆく。

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2011年 ヨネックスレディスゴルフトーナメント



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