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4度目の正直!朴仁妃がついに優勝を果たす

2009年の国内女子ツアーは、今週で6試合を終えたが、そのうち4試合に出場した韓国の朴仁妃が、「西陣レディスクラシック」でツアー初優勝を果たした。今回の優勝を初め、2位が3回と常に2位以内に入る好成績を収めている。開幕戦で2位タイとなった翌週には、「ヨコハマタイヤゴルフトーナメントPRGRレディスカップ」でホールアウト直後は優勝を確信したが、2打罰が科せられ2位タイとなってしまった。

その後、米国ツアーに2試合出場し、先週の「スタジオアリス女子オープン」で日本ツアーに復帰。その初戦では有村智恵とのプレーオフに敗れ2位となった。今回、天沼知恵子とのプレーオフを制した朴は「先週まではプレーオフが苦手だと思っていました」と笑顔を見せる。

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朴は2年前に19歳にして海外女子メジャーでも最高峰といわれる「全米女子オープン」を最年少記録で制した。「あのときは経験も浅く、緊張とか全くなかったですね。その時以来の優勝なので、本当にうれしいです。昨年は腰が痛くて成績も悪かったのですが、今年は良くなったので、これからも優勝を狙いたいです」と話す。

朴は来週以降も日本ツアーに3試合出場し、その後米ツアーに戻る予定にしている。夏以降のスケジュールは未定で、日本ツアーと米ツアーには半分半分で出場するつもりだ。今週の結果で賞金ランキングの首位に浮上した朴。「賞金女王は意識していない」と言うが、今後も数勝することがあれば、充分に可能性は出てくる。

1991年にト阿玉が賞金女王になったのを最後に、17年間日本人選手が取り続けてきたタイトルの危機が迫っているのかもしれない。

関連リンク

2010年 西陣レディスクラシック



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