申ジエが史上初の国内メジャー4冠に涙「泣いたことはないけれど…」激闘のPOで桑木志帆を退ける
◇国内女子メジャー◇日本女子オープンゴルフ選手権 最終日(4日)◇宝塚ゴルフ倶楽部旧コース(兵庫)◇6185yd(パー70)◇雨(観衆8539人)
申ジエ(韓国)が通算11アンダーで並んだ桑木志帆とのプレーオフを3ホール目で制し、ツアー史上初となる公式競技グランドスラムを達成した。
勝利を決める5mのバーディパットを沈めると、両手を突き上げ喜んだ。優勝インタビューでは、「長い1日でした。私優勝して泣いたことないですけど…、この優勝はうれしいです」と声を震わせた。
2打差2位から「66」と伸ばして追いついた。サロンパスカップ、日本女子プロ、ツアー選手権リコーカップを制しており、本大会で最後となる国内メジャー4タイトルを制覇。ツアー通算勝利数を「30」とし、永久シードも獲得する大きな1勝になった。38歳は「日本のゴルフの歴史に(名を)載せることができた」と実感を込めつつ、「これからも止まらずに頑張りたい」と続けた。
8月の海外メジャー「AIG女子オープン(全英女子)」を制した桑木は、前週「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」に続く2週連続優勝はならなかった。雨の中で「68」にまとめたもののリードを守り切れず、プレーオフで惜敗し「悔しいです」。それでも、女王レースを争う年間獲得ポイントレースでは快走を続けており、「久しぶりに悔しい思いをしたので、また強くなれるんじゃないかなと思っている」と気丈に顔を上げた。
通算7アンダーの3位に佐藤心結、6アンダーの4位に今季1勝の安田祐香、5アンダーの5位にイ・ミニョン(韓国)が続いた。米ツアーを主戦場とする古江彩佳は、ルーキーの藤本愛菜と並ぶ3アンダーの7位で大会を終えた。
年間ポイントランク2位の佐久間朱莉は1アンダー「69」と伸ばし、通算イーブンパーの13位。昨年大会覇者の堀琴音は4オーバー「74」で通算2オーバー16位だった。