脇元華が腰の手術を経て“公傷”から復帰 米ツアー挑戦はいったん棚上げ「今の身体だと戦えない」
◇国内女子◇宮里藍サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 事前(10日)◇六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫)◇6619yd(パー72)◇
ツアー仲間からの「おかえり」の言葉が胸にしみた。腰痛のためトーナメント特別保障制度を受けていた脇元華が本大会で復帰し、今季初戦を迎える。「すごく楽しみな気持ちと不安な気持ちが半々ですね」と胸の内を明かした。
昨年11月の「伊藤園レディス」でツアー初優勝を飾った28歳だが、昨年12月10日に椎間板ヘルニアの内視鏡手術を受けた。しかし、現在も痛み消えていないという。今年3月の復帰を目指したものの断念。本格的にラウンドを再開したのは4月下旬で、初めて2日連続で歩きのラウンドをした時には想像以上の疲労感に見舞われた。
「“すごいなゴルファーって”と思いました」と表現。リハビリや練習に懸命に励んできたが、いまでも飛距離はアイアンショットで10yd、ドライバーで15ydほど落ちているという。今年受験しようと決めていた来季の米ツアー出場権を争う予選会への挑戦は、「今の身体だと絶対に戦えない」といったん棚上げにする。
まずは復帰初戦の戦いへと視線を送る。「(シーズンの)残りも3分の2だから、もちろんシードを目指してやっていく。ただ、焦らず長い目で見て頑張ろうと思っています」。慎重に、でも一歩ずつ、前に進んでいく。(神戸市北区/中村文香)