71で「耐えました」吉澤柚月が今季6試合目の主催者推薦出場で“三度目の正直”に挑む
◇国内女子◇リゾートトラストレディス 3日目(30日)◇グランディ那須白河GC(福島)◇6500yd(パー72)◇晴れ(観衆2686人)
ムービングデーを2バーディ、1ボギーの「71」で終えた吉澤柚月は「耐えました」と胸をなでおろした。首位と1打差3位から出て、3打差の5位に踏みとどまった。
出だし1番でいきなりボギー。残り157ydの2打目は「そんな吹いていないと思った」アゲンストの風に負けてグリーン手前のバンカーへ。しかも“目玉”の不運が重なった。しかし、2番(パー3)で5mのスライスラインを「距離感だけ合わせようと思った」と決めてバウンスバックに成功すると、14番まで7度の1パットを含むパーを重ねた。そして15番で2個目のバーディ。「もう1個伸ばしたかったなと思うんですけど、今日は最低限はやったと思う」とうなずいた。
我慢強さは成長の証しだ。ルーキーだった2024年はQTランク28位でツアー前半戦出場権を手に迎えながら、開幕から15試合連続を含む17度の予選落ちを喫し、何もできずに19試合を終えた。しかし、プロ3年目の今季はQTランク76位で“自力出場”がかなわぬ立場から、今週まで主催者推薦出場のみの全6試合で予選通過。3週後の「ニチレイレディス」後に実施される第1回リランキング突破を確実にして9月「ミヤギテレビ杯」まで13試合の出場権をすでに手中にした。メルセデスランキングも46位で来季シード圏(50位以内)を視界に入れ始めている。
今季はトップ10こそないが、15位以内が3度ある。トップと3打差で迎える最終日は、4月「ヤマハレディース」、「富士フイルム・スタジオアリス」に続いて3度目だ。「やっぱり優勝を目指しているけど、そこまで気負わず意識しないで自分のプレーをして優勝できたら」。年間8試合限定の主催者推薦出場は今大会で6試合目。バックアップしてくれるスポンサーへの感謝も胸に“三度目の正直”でツアー初優勝に挑む。(福島県西郷村/安平賢太郎)