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古江彩佳は日米ツアーで今季初の予選落ち「悪い日に耐える技術を」

◇国内女子メジャー◇ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ 2日目(3日)◇茨城ゴルフ倶楽部 東コース◇6665yd(パー72)◇晴れ(観衆1万1721人)

米ツアーから連戦を組んだ古江彩佳は1バーディ、3ボギーの「74」とスコアを落とし、通算5オーバー66位とカットラインに1打届かず予選落ちを喫した。予選カットのないトーナメントも含めて今季日米11試合目で決勝ラウンドに進めなかったのは初めて。「ギャラリーさんがすごくたくさんいてくれたおかげで頑張れたけど、昨日もうちょっと頑張りたかった」と、初日3オーバー71位の出遅れを悔やんだ。

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「どうしようもないショットだったのかな」と切り捨てた前日に比べ、ゲームそのものは安定していた。フェアウェイキープ率は100%(14/14)をマーク。2連続ボギー先行から9番(パー5)で反撃の狼煙(のろし)を上げたが、10番でバーディパットがカップに蹴られてガックリ。「悪い日と分かった時に耐える技術がもっとあれば」。やはり前日のプレーへの反省が口をついて出る。

同じく米ツアーからスポットで出場した西村優菜も通算8オーバー98位に沈んだ。3年前に優勝したコースで、国内ツアーでは2022年「住友生命レディス東海クラシック」以来の予選落ちとなった。「2日間、いい感触のショットが思い出せない感じ。(スイングの)テンポの正解をなかなか見つけられなかった」と振り返る。

ピッチングウェッジといった短い番手を持ってもブレが出る状況。終始苦しいプレーとなったが、「ずーっと前半から流れが悪かったのに、声をかけてくださって…。そのおかげで何とか前を向いてやれたし、幸せな2日間でした」と声援に感謝した。

古江は2週後の「みずほアメリカズ・オープン」(リバティーナショナルGC)、西村は次週「コグニザント ファウンダーズカップ」(アッパーモントクレアCC)と、ともにニュージャージー州開催の試合から主戦場に復帰する。(茨城県つくばみらい市/亀山泰宏)

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