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申ジエも目を見張る佐久間朱莉のハイフェード「メジャーのために練習してきた」

◇国内女子メジャー◇ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ 2日目(3日)◇茨城ゴルフ倶楽部 東コース(茨城)◇6665yd(パー72)

佐久間朱莉について、予選同組で回った申ジエ(韓国)がこんなことを言っていた。「高いフェードで、すごくボールが(グリーンに)止まりやすい。私も2日間、佐久間選手からいいイメージをもらいました」。元世界ランキング1位も目を奪われたハイフェード。佐久間は、この球を国内メジャーの硬くて速いグリーンを攻略するために練習していたのだという。

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クラブヘッドを少しだけ手元より前にセットするハンドレート気味の構えで、持ち球のフェードをより高く打ち出す。「いつもの(試合の)硬さだと、あんまり使わなくても止まるので、あまり使ってなかったんです。でも、メジャーのグリーンは硬くて速いと思って練習してきました。今週は、もう使わないと絶対止まらなかった」。初日に“実戦投入”して首位発進。手応えを深め、この日の朝も10球ほど繰り返してイメージを固めてコースに出た。

最初のバーディを奪った8番は、まさに威力を発揮したホール。右からせり出した木が邪魔になる状況で、5UTのセカンドを風に当ててピンそば4mに絡めた。18ホールの中で3、4回はトライし、成功率は5割を超えてくれている。「うまく行けば、チャンスになる。やらないと、もっと難しいところに行っちゃう」。手堅く打とうとしてメジャーセッティングのワナにハマってしまうくらいなら、失敗のリスクを負ってでもチャレンジするのが21歳の戦い方だ。

後半17番(パー3)のパーパット、最終18番(パー5)のバーディパットといずれも3mほどを決めきれず、「どっちかは入れたかった」と悔しがるパープレー「72」。それでも、通算5アンダーは午前組がプレーを終えた時点で暫定首位をキープしている。

「あと2日ある。一日一日を大切に、気持ちを切り替えて、また赤字(アンダーパー)で回れるように」。首位で迎えた最終日に逆転を許した前週をはじめ、今季何度も迫ってきた初優勝がかかるメジャーの週末。自分を信じて、タフなコースに立ち向かう。(茨城県つくばみらい市/亀山泰宏)

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