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鈴木愛、小祝さくら、竹田麗央 ツアー初の2週連続で“同一メンバー最終日最終組”

◇国内女子◇Vポイント×ENEOS ゴルフトーナメント 2日目(16日)◇鹿児島高牧CC(鹿児島)◇6456yd(パー72)◇晴れ(観衆2659人)

2日目を終えて通算7アンダーで並んだ小祝さくら鈴木愛竹田麗央の3人が最終日最終組に入り、鈴木が制した前週の「明治安田レディス」と同じ顔ぶれとなった。最終日最終組の3人が2週連続で同じなのは、ペアリング記録が残る2002年以降で初の“珍事”だ。

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鈴木は、6位から出たこの日4バーディ、1ボギー「69」でプレー。順位を上げたが「きのうよりも悪くなった」とショットの出来に首をひねった。「ティショットが打ちづらいホールがあるので、そこはかなり神経を使うし、結構勇気がいる。いいイメージは先週よりも少ない」と静かに話す。2日間のフェアウェイキープ率は67.86%(19/28)で全体74位、パーオン率も63.89%(23/36)で同38位だった。

それでも「20代のうちに20勝目に手をかけたい。流れが良い時につかみ取りたい」。2週連続優勝でのツアー20勝に意気込む。今季の目標のひとつが5月のメジャー「全米女子オープン」出場でもあり、4月1日付の世界ランキング75位以内という出場権に向け、現在の71位もキープしたい。

2週連続で同じメンバーでの直接対決には「絶対に負けたくない」と力を込める。「『先週は良かったけど、今週はダメだな』とか思われるのもイヤ。調子が良い内に、獲れるものは獲る」と瞳に闘志を宿した。

小祝は前週、一時は鈴木に2打差まで迫ったが、最後は6打差2位と完敗した。この日は9位から出て、ノーボギーの4バーディ「68」。13番(パー5)は打ち上げになるグリーンに向けて14ydのアプローチをチップインさせ、大歓声を浴びた。「全然イメージ通りではなかったけど良かった」と笑顔で振り返った。

「早速、来た」というリベンジの機会。「先週も2人とも良いプレーをしていたので、自分も負けじとついていけるように。今週はリベンジできるように頑張りたい」と意気込んだ。

前週、鈴木と7打差の5位に終わった竹田は、プロ3年目でツアー初優勝を狙う。「先週は最終日に(71と)伸ばせなかったのが反省点。今週は切り替えてできている。頑張ります」

3人の意地と意地がぶつかる。(鹿児島県姶良市/内山孝志朗)

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