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学生プロの荒川怜郁が7位浮上 苦手の雨を「ラムネ」で耐え、大会後は補習が待つ

◇国内女子◇ダイキンオーキッドレディス 2日目(1日)◇琉球GC(沖縄)◇6595yd(パー72)

沖縄県うるま市出身でプロ2年目の荒川怜郁(あらかわ・れいか)が7位で予選通過した。19位から出て、前半インでボギーなしの4バーディとチャージするなど自己評価「85点」の「70」で回り、通算3アンダーとスコアを伸ばした。

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真価?を発揮したのは後半インだった。ハーフターンで約1時間の待機を終え、コースに出たら雨が強くなっていた。「土砂降り。待ち時間があったこともあるんですが、私は雨が降ると眠くなってきてしまって」。

レインウェアが嫌だとか、スイングリズムが速くなるとか、そういう一般的な悩みではない。「自分がプレーしているように感じなくなるほどボーっとしてしまって。夢を見ているような感じになって集中しづらいんです」。

ちょっと不思議な悩みを「ラムネ」で解消する。「ラムネを食べるとかして何とか感覚を鈍くさせないようにしている」。この日は7粒ほどを頬張り、シャキッとするよう頑張った。後半の1バーディ、3ボギーは荒川なりの苦闘だった。

「予選通過を目標にしていたので、上位でプレーできたのは良かった」と週末に気持ちを切り替える。岐阜の中部学院大を今春卒業予定で、昨年はツアーに出ながら単位を取ってきた。しかし「コロナになっちゃったりして。出席できたはずの授業に出られなかった」とまだ単位不足で、今大会後に “特別授業”が待つ。

「大会終了の翌日から学校に。3日間ワーッと勉強したら単位を貰えたら卒業できます」。最終日の日曜夜には岐阜まで戻り、月曜から90分授業を1日5回、3日で22.5時間という過酷さだが、卒業前に地元で優勝争いを味わいたい。 (沖縄県南城市/石井操)

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