クラブもウェアも一新!宮里美香「最後だと思ってやる」
期待の新人藤本麻子にプロ野球選手もエール!
今年のプロテストに合格し、12月に開催された来シーズンの出場資格をかけたクオリファイで、25位に入った藤本麻子の「プロデビュー祝賀パーティー」が、大阪市内のホテルで開催された。この会の発起人には、有志ということで数名が存在するが、その中にはプロ野球阪神タイガースの桧山進次郎選手の名前も入っていた。
桧山と藤本のつながりはゴルフだという。この日、会場に駆けつけた今年中日ドラゴンズを引退した立浪和義氏と桧山がグアム島で自主トレを行った際に、藤本と3人でゴルフをしたのがきっかけだそうだ。プロデビューした藤本に、立浪は「シーズンが始まってから、良いときも悪いときもあるけど、攻める気持ちを忘れないように」とエールを送った。
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また、桧山も「麻子のことを一番理解しているのはご両親だから、困ったことがあったら両親を訪ねるように。そして優勝することができたら、ご両親にプレゼントをしてください」と、プロスポーツ選手として、また人生の先輩として、これから羽ばたく藤本にアドバイスをしていた。
会場には所属事務所の先輩に当たる古閑美保も駆けつけ、華やかな雰囲気に包まれ、主役の藤本は250人もの参加者の前で「早い時期にシード権獲得を確定させて、来年中には米国のクオリファイを受けたいです」と、早くも米ツアー進出を目指すことを誓った。
藤本はオフシーズンの過ごし方として、1月7日から米国フロリダに渡り、ロレックス世界ランキング5位のヤニ・ツェン(台湾)と合同でトレーニングを行う。その後は、ジュニア時代から共に日本代表として戦ってきた宮里美香と合流しトレーニングを続ける。帰国後は、得意なスキー合宿をすることも予定に入っている。周囲の大きな期待に応え、藤本が2010年の台風に目となるか、今から楽しみだ。