女子新人戦・加賀電子カップ初日
2009年 LPGA新人戦加賀電子カップ
期間:12/10〜12/11 場所:グレートアイランドC(千葉)
首位の藤本麻子、QTでの大ピンチを糧に
「LPGA新人戦 加賀電子カップ」初日、優勝候補にも挙げられている藤本麻子が実力通りの好スタートを切った。序盤の2番でボギーを先行させたが、その後は5つのバーディを量産。15番ではボギーを叩いたものの、ただ1人のアンダーパーとなる3アンダーでフィニッシュし、2位に4打差をつける絶好の滑り出しを見せた。
今年のプロテスト合格者の中で実力ナンバーワンの呼び声高い藤本だが、先週に行われた来シーズンのツアー出場優先順位を決めるQTでは、「最近では、あのゴルフが一番苦しかった」と、危うく出場権を逃すところまで追い込まれた。
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QTで40位以内に入れれば翌シーズンのほとんどの試合に出場できるが、藤本は最終日を残して通算9オーバーの52位タイ。それでも最終日に伸ばして25位に食い込み、辛くも来シーズンの出場権をもぎ取った。
「今日もピンチはあったけど、あの時を考えればぜんぜんラクでした。どんなピンチでも、あの時のことを思い出せばラクに思えます」。QTを突破し、「やっとプロになれた、スタートラインに立てた感じだった」と振り返る。苦難を乗り越えて一回り成長し、プロとしての自覚も増した。まずは明日、QTでの経験を「一生に一度なので悔いの無いようにしたい」とこだわりを見せる、新人戦のタイトル獲得に活かせるかに注目だ。
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