馬場咲希は1打差2位の合格圏内でプロテスト最終ラウンドへ

◇国内女子◇最終プロテスト 3日目（2日）◇JFE瀬戸内海GC (岡山)◇6419yd（パー72）

20位タイまでが合格になる最終日を前に、18歳の清本美波が4バーディ、ボギーなしの「68」で回って通算11アンダーで単独首位に立った。

＜＜　下に続く　＞＞

1打差2位に馬場咲希が続いた。この日のベストスコア「66」をマークして4アンダー14位から浮上。出だし1番から85ydを1m弱につけてバーディ発進し、2番(パー5／517yd)は3Wでの2打目でグリーン近くにまで運んだ。3番(パー3)では4.5mを沈めて3連続バーディで滑り出した。

「1つでも伸ばそう」という意識で臨み、ショットで作ったチャンスをしっかり決めきれた。ただ、心境は「楽にならないですね」とプロテスト特有の緊張感は変わらない。「このあともいつも通りに練習をしっかりして、あしたも自分がやると決めたことをやっていい結果を出せたら」と意気込んだ。

9アンダー3位には高木優奈、浅田実那。8アンダー5位に石田可南子、上久保実咲が続いた。

ことしの「日本女子アマチュア選手権」を制した飯島早織は「69」を出して2アンダー33位。ツアー1勝のセキ・ユウティン(中国)の妹で、初挑戦するセキ・ユウリは、稲垣那奈子、六車日那乃、都玲華らと同じ1アンダー37位にいる。

「日本女子学生ゴルフ選手権」で優勝した坂下一葉は3オーバー65位。

54ホール終了時点でカットラインが設けられ、いずれも日本ゴルフ協会（JGA）のナショナルチームに所属する荒木優奈と手塚彩馨はともに6オーバー82位で最終日に進めなかった。

＜主な順位＞
1／－11／清本美波
2／－10／馬場咲希
3T／－9／高木優奈、浅田実那
5T／－8／石田可南子、上久保実咲
7T／－7／政田夢乃、吉澤柚月、菅楓華
10T／－6／本明夏、村田歩香、大村みなみ、宋佳銀、小西瑞穂