40歳・下川めぐみがツアー初V 宮田成華4打差逃げ切れず/女子下部
横峯さくら冠大会 17歳のアマ左奈々が初代覇者
◇ツアー外競技◇PLEIADES CUP 横峯さくらDREAMGOLFLADIES 2023(14日)◇福岡雷山ゴルフ倶楽部(福岡)◇6425yd(パー72)
女子プロ横峯さくらがアンバサダーを務める大会が14日に福岡雷山ゴルフ倶楽部で開催された。今大会は九州発の清涼飲料ブランド「PLEIADES(プレアデス)」が若手ゴルファー育成を目的に今年立ち上げたもので、鹿児島県出身の横峯をアンバサダーに迎えて「PLEIADES CUP 横峯さくらDREAMGOLFLADIES 2023」として行われた。
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出場者はJLPGA会員、プロテスト合格を目指すゴルファー、アマチュア選手(九州沖縄高等学校・中学校ゴルフ連盟の選手)の3カテゴリーからの計60名で、18ホールのストロークプレー形式。横峯のほか、福岡出身の福田真未、大里桃子や菊地絵理香、昨年12月に第一子を出産した宮里美香らが顔をそろえた。
4アンダーで優勝したのは、沖学園(福岡)の17歳アマチュア左奈々。プロテスト合格を目指す千葉雪乃とのプレーオフを2ホール目で制して優勝を決め「プロの選手たちと楽しく回れました。これからの試合に生かせるように、前向きに頑張りたいです」と喜んだ。
イーブンパー13位で終えた横峯は、「風が強くて難しいなか、4アンダーで回った左奈々選手は本当にすごい」と称賛。優勝の副賞として、左は来季のレギュラーツアーかステップアップツアーいずれか1試合への出場権を獲得。優勝賞金の200万円は、アマチュアのため九州ゴルフ連盟へ寄付される。
3アンダー3位には宮里や一ノ瀬優希、花渕里帆、2アンダー6位に大里とアマチュアの吉崎マーナが続いた。
大会終了後には横峯と宮里がアマチュアと座談会を実施。アマチュアから試合中のスイングリズムを安定させる方法について質問が飛ぶと、横峯は「マンガの『あした天気になあれ』を見て、『チャーシューメン』で打っています」と話して笑いを誘った。
横峯は第1回大会を終え、「ちょっと安心しています。課題もあると思いますが、2回目、3回目と続けていきたい。良くするためにどうしたらいいのかを話し合えたらと」と次の開催に向けて期待を寄せた。