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インドネシアでの衝撃 “有言実行”櫻井心那が海外ツアーを志す理由

◇国内女子◇資生堂 レディスオープン 最終日(2日)◇戸塚CC西コース(神奈川)◇6605yd(パー72)◇晴れ(観衆8349人)

「6月くらいにレギュラーで優勝したいと言っていたので、ギリギリでしたね」と振り返るのは、ツアー初優勝を飾った櫻井心那の母・伊津子さん(56)。これまでも九州の小学生大会での優勝やプロテストの一発合格と、口にした目標は叶えてきたという。

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父・一也さん(61)も「目標をはっきり口にするタイプ。有言実行ですね。小さい頃から目標を立てて頑張る子だったので、親ながらすごいなと」と娘の性格を明かした。

プロ2年目ながら、海外志向の旺盛な19歳。年明け間もない今年1月上旬には台湾へ飛び、同国女子ツアー開幕戦「日立レディースクラシック」で優勝カップを掲げた。「若いのでチャレンジしても良いのかな、と。アメリカだけじゃなくて、海外で試合があったら積極的に参加したい」と目標を掲げる。

きっかけとなったのは、昨年8月にインドネシアで行われたレディース アジアツアー「シモーネ アジアパシフィックカップ」。人生で初めて単身で赴いた海外の試合で、憧れだったキム・ヒョージュ(韓国)やリディア・コー(ニュージーランド)、渋野日向子らが現地のファンからサインを求められる光景を目の当たりにした。

「自分が生まれ育った土地でもないのにギャラリーの方にサインを求められているのを見て、自分の国以外にもファンが居るのはすごい素敵なことだと思った」。異国出身のプロを見てファンが目を輝かせていたことに衝撃を受けた。「ギャラリーがすごいキラキラな笑顔で、選手たちもキラキラ見えた。私もそういう世界で戦ってみたい」と思うようになった。

現地で渋野と初対面し、言葉も交わした。「日本のツアーしか見たことがなかったので新しい世界を見た感じだった」と将来の目標を決めた。

会見で櫻井ははっきりと言った。「アメリカに行きたいしアメリカで活躍する選手になりたい。全米女子オープンとか、そういう大会で優勝できる選手になりたい」。そんな“夢”も有言実行で叶えてしまうかもしれない。(横浜市旭区/内山孝志朗)

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