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渋野日向子10フィンガー初戦は「プラマイゼロ」 居残り練習1時間半

◇国内女子◇宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 2日目(9日)◇六甲国際GC(兵庫県)◇6513yd(パー72)曇り(観衆3327人)

2アンダー24位から出た渋野日向子は「75」とスコアを伸ばせず、通算1オーバー80位で予選落ちとなった。左手の痛みを軽減するため、10フィンガーグリップに変えて臨んだ2日間。「きのうはまあ上位にいられた分『だっせーな』と思います」と悔しさに声を震わせた。

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「ショットもボロボロだったし、グリーン上も全然ダメ」と苦しい1日だった。前半6番(パー3)ではティショットと2打目をバンカーに入れて、3オン2パットのダブルボギー。9番では3パットをたたいて、この日2つ目のダブルボギーを喫した。

1オーバー82位で迎えた17番では、6mのバーディパットがカップの右をかすめて入らず、カットラインを上回ることなく最終ホールへ。「まだチャンスはあると思いましたが、あそこは、結構きましたね」とパターを握りうつむいた。「いいとこなしでした。ギャラリーの方もたくさん来てくださったから頑張りたかった。すごく申し訳ない」と、今季国内2戦目の幕を閉じた。

午後5時前にプレーを終えると練習場に直行。青木翔コーチとスイングを確認しながら、2つ目のカゴが空になるまで打ち続けた。6時半を回ったところで、名残惜しそうに落ちていた球を拾って最後のショットを放ち、練習を見守っていたファンに挨拶をしてドライビングレンジを後にした。

10フィンガーでの2日間を終え、「きのうは良くて今日は悪い。結果で見ればプラマイゼロ」と青木コーチは振り返った。「まだいろいろ(影響が)出てくるから解決策を探っている段階」と模索は続く。それでも、今週は左手の痛みを気にせずラウンド後もショット練習に時間をさけた。「久しぶりに練習が長い。練習しなければ、結果は出ないからね」と青木コーチ。日が落ちかけたコースを去り、次戦は海外メジャー「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」に出場する。(神戸市北区/谷口愛純)

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