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イ・ボミは迫るカウントダウンに涙「最後の2試合だけでも、なんとかしたい」

◇国内女子◇宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 2日目(9日)◇六甲国際GC(兵庫県)◇6513yd(パー72)◇曇り(観衆3327人)

今季限りでの日本ツアーからの引退を公表したイ・ボミ(韓国)は、通算8オーバーで予選落ちした。「悔しいです。いいショットもあるけど続かない。やりたいのにできないから、それが一番悔しい」と話した。

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左へのショットのミスを改善するため、スイングを直そうと意識してもうまくできない。今週を含めて今季4試合に出場したが、いずれも決勝ラウンドに進めずもどかしさが募る。今週も多くのギャラリーに応援されてプレーしたが、初日「76」、2日目も2バーディ、6ボギー「76」と巻き返せなかった。

「頑張って笑おうと思うけど、こういう状況で笑うのも正直しんどい。もうちょっと、いいプレーを見せたい」と、懸命に浮かべた笑みに涙をにじませた。

現時点で出場が決まっているのは残り3試合。「アース・モンダミンカップ」(6月22日~25日)、「スタンレーレディス」(10月6日~8日)、「NOBUTA GROUPマスターズGCレディース」(10月19日~22日)と引退までのカウントダウンは残りわずかだ。

「一生懸命なんとかやっているけど、いいショットにならないから難しい。(10月にある)最後の2試合だけでもいいから、そこまでになんとかしたい」と涙をぬぐった。2週間後の次戦に備え、一度韓国に戻る予定だ。「来てくれている人たちに、つらい姿より笑っている姿を見せたい」と、ファンの声援に応えたい気持ちが強まった。(神戸市北区/谷口愛純)

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