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渋野日向子は初日5オーバー 左手治療の優先は「自分には難しい」

◇国内女子◇ブリヂストンレディスオープン 初日(18日)◇中京GC 石野コース (愛知)◇6573yd(パー71)

今季国内初戦に臨んだ渋野日向子は1バーディ、3ボギー1トリプルボギーの5オーバー「76」と出遅れた。出だし10番、13番で3パットのボギーが先行。最終9番(パー5)ではバンカーからの第3打をグリーン左の池に入れ、ショートパットも外してトリプルボギー。「やっぱり練習が出来ていないので、細かい感覚とかタイミングがつかめなくて一日終わってしまった」と悔しさを漂わせた。

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帰国前の米ツアーで見られたように、この日も左手首あたりをテーピングしてのプレーだった。スタート前練習ではアイアンからドライバーまで調整する姿はあったものの「手の影響を言い訳にしたくないけど、練習量は少なくなっている。どこかが痛いとかばってしまうのは人間の特徴。どうしてもズレは出ちゃっていると思う」と表情はさえない。プレー中に痛む箇所をかばうような仕草は見られなかったが「手というか体の感覚というのは完全に鈍くなっている」とこぼした。

「全てのけがはそうだけど、休んだら治る。もちろん、痛みが無いのが一番なので、こうやって痛みがある中で試合に出ていると『先に直せよ』というところもあると思うけど、やっぱり、すごく、それは自分にとっては難しい。なかなか長期間休むというのはまだ私にはできない」

ラウンド後は電気治療や練習量を抑えることで、痛みと付き合っている。「長期間休むほどではないかなと思ってもいる。出るからにはやり切らないといけないというのもあるし、その中で色んなものを見つけたら」と話した。

昨年11月の国内ツアー最終戦以来の日本でのプレーは多くのギャラリーを集めた。女子ソフトボールが金メダルを獲得した北京、東京両五輪の日本代表主将・山田恵里さんの姿もあった。「いらっしゃっていること知らなくて。知ったのは10番の3パットしたあと。“超”うれしくて。涙が出ます」と手で口を押えて喜んだ。

大ギャラリーを引き連れてのプレーは、アメリカではなかなか味わえない。ラウンド後は100人以上のファンにサインして感謝の思いに応えたが、予選通過には2日目にビッグスコアが必要だ。10mのロングパットをねじ込み、パーにした2番のように粘り強く、巻き返すつもりだ。(愛知県豊田市/石井操)

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