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一時帰国中に治療も 渋野日向子「鳥肌が立つ緊張感」で今季初の日本ツアー

◇国内女子◇ブリヂストンレディスオープン 事前(17日)◇中京GC 石野コース (愛知)◇6573yd(パー71)

米ツアーを主戦場にする渋野日向子が今年初めて国内ツアーに臨む。2週前の国別対抗戦「インターナショナルクラウン」を終えて帰国してからは2カ月ぶりの日本でリフレッシュ。「家でグータラしたり、お姉ちゃんと買い物したり。“ジャージ生活”をしていたので、おしゃれも頑張ってみようかなって」と笑顔を見せた。

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上野菜々子と一緒にラウンドした開幕2日前はグリーン周りを中心にコースをチェックし、この日はプロアマ戦で18ホールをプレーした。ティショットでドライバーを握る場面もあったが、左手には依然としてテーピングを施しており、「痛いときもあるけど、時と場合による。日本でちょこちょこと治療も」と現状を説明する。プロアマ後の調整はパター練習のみにとどめて開幕に備えた。

試行錯誤が続くショット面で「ストレートに近いドロー系」のボールを追い求めるスタンスに変わりはない。「試合でやっているとまだまだミスというか、スイングで出来ていないことが多いので(完成度は)半分にも満たないかな」。ただ、今季はここまで7試合に出場して予選落ちがゼロ(予選カットなしの2試合を含む)。「全部予選を通過して戦い切れているのは予想していなかった」と底上げを実感してもいる。

「鳥肌が立つぐらい緊張感はある」という日本でのプレーは、昨年11月末の「リコーカップ」以来となる。「アメリカもいろんなところから応援に来てくれてありがたいけど、日本ほどギャラリーが多いわけではない。楽しんで出来たら」と気を引き締め直した。同コースで行われた2019年大会では予選落ち。まずは週末でのプレーを目指す。(愛知県豊田市/石井操)

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