尾関彩美悠 プロフィール&戦績
ルーキーイヤーVに手応え 尾関彩美悠「少しずつ階段を上れた」
渋野日向子や久常涼らを輩出した岡山県作陽高校出身で、2021年11月の最終プロテストでトップ合格を果たした尾関彩美悠はルーキーシーズンを充実した表情で振り返った。
QTランキング58位で、下部ステップアップツアーにも参戦しながらスタートした今季。5月のレギュラーツアー「リゾートトラストレディス」で5位に入ると、6月「宮里藍サントリーレディス」では初の最終日最終組も経験して8位。限られた試合数の中で着実に結果を残し、7月の第1回リランキングで28位に食い込んで後半戦の出場権を獲得。そこから9月「住友生命レディス東海クラシック」での念願のツアー初優勝につなげた。
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レギュラーツアー出場26試合で優勝を含むトップ10入りが4回、メルセデスランキング42位で終えたプロ1年目。「最初はステップアップツアーから始まって、リランキングも突破できた。少しずつ階段を上っていくような感じで、目標にしていた優勝もできたので結果的にはすごい良い一年でした」と笑顔が弾けた。
17日にはウェア契約を結ぶ「アドミラル ゴルフ」のイベントに参加。一般のアマチュアとともに楽しみながら18ホールをプレーした。「練習できてなくて不安だったけどショットの調子は良かった。パターの感覚がちょっとズレてると思ったくらい」。ラウンド中は笑顔を絶やさず、オフシーズンでもプロ意識は忘れない。
2勝目を目指す来年は、3月の開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」に備えて1月から同郷で尊敬する先輩・小倉彩愛と沖縄で合宿を張る予定。来季の目標には「メルセデスランキングトップ10入り」を掲げる。
6月に20歳の誕生日を迎えるプロ2年目は、さらに良い一年にする。(編集部・内山孝志朗)
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