契約プロ5人がイベントに参加した（左から山路晶、尾関彩美悠、小平智、畑岡奈紗、堀琴音）

ゴルフウェアやグッズの製造・販売を行う株式会社ヤマニが取り扱うブランド「アドミラル ゴルフ」が17日、千葉県のザ・カントリークラブ・ジャパンでファンイベントを開催。同社と契約を結ぶ小平智、畑岡奈紗、堀琴音、尾関彩美悠、山路晶の5人が参加した。

イベントには、11月に行われた予選会を勝ち上がった4人を含む8人のアマチュアが参加し、プロが各組に2ホールずつ同伴してプレーした。米LPGAツアーが主戦場で4月の「DIOインプラントLAオープン」でツアー6勝目をマークした畑岡は「楽しかった。一緒に回った方から『なかなか直接プレーを見られる機会がなかったから、プレーを見られる機会があって良かった』と言われてうれしかったです」と初めての同社イベントで日本のファンとの交流を楽しんだ。

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今年9月の「住友生命レディス東海クラシック」でツアー初優勝を遂げた尾関も「違う組にずれていっていろんな方と回れて楽しかった」と語った。パー5の最終18番では同組のアマチュアが225ydの2打目で2オンを成功させ、「魅せてもらいました」と白い歯をこぼした。

尾関と同じく今季1勝で、3月の「Tポイント×ENEOSゴルフ」でツアー2勝目を挙げた堀は「すごく楽しかった。みなさんお上手な方ばかりだったので、オフシーズンの私へのプレッシャーにもなった」と冗談を交えながら振り返り、山路も「みなさんお上手で、すごく楽しかった」と揃って笑顔を見せた。

コロナ禍を経て久しぶりのイベント開催ということもあり、寒空の下でのラウンドにも歓声がコースに響くなど盛り上がりを見せた。小平は「こういうイベントは初めてだったけど、みんな“チーム・アドミラル”を応援してくれている人ばかりなので楽しく回れた」と話し、「（契約）プロがちゃんと全員揃うのは初めて。一年間終わって良い報告ができる人もいれば悔しい気持ちの人もいるけど、来年またみんなで頑張りたい」とチーム全員での来季の活躍を誓った。（編集部・内山孝志朗）