イーグル奪取でガッツポーズ

◇国内女子メジャー◇日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯 3日目（10日）◇城陽CC(京都)◇6555yd（パー72）

「危ないホールはあまりなかった。ショットのいい感じが続いている。その分、パッティングが入ってなくてイライラしていたが、15番でイーグルが来て吹っ切れました」と笑顔で森田遥が振り返った。

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15番、キャディとハイタッチ

前半アウトでひとつ伸ばし、アップダウンの激しいコースで疲れもピークの15番だ。フェアウェイから残り136ydの2打目を9Iでカップインさせ、イーグルを奪った。

「ディボットの縁にボールがあってどうなるかと思いながら、しっかりと打つことだけ考えていたら入りました」。ギャラリーの声で結果を知り、キャディとハイタッチを交わした。

パットが最終日の鍵を握りそうだ

今季は22試合に参戦しトップ10が5回。「比較的いい調子では来ている」と話したが、6月「ニチレイレディス」では、首位で臨んだ最終日に「69」で2位と勝負どころで競り負けてきた。

「耐えるゴルフをするスタイルだったが、最近はショットが比較的悪くないのでその分チャンスにはつくのですが、決めきれなくてイライラする。でも新しい自分に出会えている」と手応えを明かす。

2017年のプロ入りから節目の200戦目。2打差を追いかけ山下美夢有、三ヶ島かなとの最終組で、2017年「北海道 meiji カップ」以来となるツアー2勝目をメジャーで飾る。（京都府城陽市／玉木充）