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カメラマン“直撃”のバンカーショット 大里桃子「内心ありがとう」

◇国内女子メジャー◇日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯 2日目(9日)◇城陽CC(京都)◇6555yd(パー72)

「カメラマンさんのおかげ。まさかシャンクを打つとは。バリバリ寄せる気で打ったのに、すごく恥ずかしかった」。大里桃子がミスショットにも笑顔を見せた。

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前半11番パー3だ。右バンカーからの2打目が右斜め前で撮影していたカメラマンの足に当たり、ラフにこぼれた。10ydからの3打目は1mに寄せて、なんとかボギーにとどめた。

“直撃”しなければ、グリーン下に転がり、ダブルボギーの可能性もあっただけに、「壁になってくれた。カメラマンさんからしたら逆ですが、不幸中の幸い。内心ありがとう」と振り返った。

続く12番のティショット後にはそのカメラマンにボールをプレゼント。「サインでもなんでもします」と照れ笑いを見せた。

“珍打”にも気持ちをすぐに切り替えて、13番(パー5)では140ydから8Iで上4mにつけてバーディ。14番8m、15番1.5mを沈めて3連続バーディを奪った。

6バーディ、1ボギー「67」でプレーし、「こんな良いスコアで上がれるとは思っていなかった」。2アンダー29位から通算7アンダーと伸ばして上位に浮上、好位置で決勝ラウンドに進んだ。

「目立った成績を出せていない。自分の中では不満だが、内容的には成長しているところもある」。今季は26試合に出場し、トップ5は1度。運も味方につけた24歳が今季初Vとなるツアー3勝目をメジャーで飾れるか。(京都府城陽市/玉木充)

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2022年 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯



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