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島根出身の“プラチナ世代”浜崎未来が自己ベスト「68」でV争いに名乗り

◇国内女子◇北海道meijiカップ 2日目(6日)◇札幌国際CC島松コース(北海道)◇6531yd(パー72)

2000年度生まれの“プラチナ世代”、浜崎未来が5バーディ、1ボギーでプレー、この日ベストスコアでツアーでの自己ベスト「68」をマークして36位から首位と2打差の通算3アンダー6位に大きく浮上した。

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2連続ボギーでスタートした初日と打って変わって、5番ホールまでパーを続ける静かな出だしだった。6番(パー5)で70ydの3打目を58度のウェッジで1mにつけてバーディを先行させると、同じくパー5の9番でも52ydの3打目を2mにつけて、スコアを確実に伸ばした。

後半は13番で10mのロングパットを沈めてバーディを奪うと、続く14番、15番も獲って3連続としてリーダーボードを駆け上がった。「13番は結構速いラインだったけど、入ってくれてラッキーだった。(全体的にも)バーディが決まってくれてよかった」と話した。

初日に続いて、2日目も風速4m/sを超える風が吹く難しいコンディションだったが、ツアーでの自己ベストを1打更新する会心のラウンド。「風が強い中でボギーを1個に抑えられたことと、難しいパットが入ってくれたのがよかった」とうなずいた。

昨年6月のプロテストに2度目の挑戦で合格。島根県出身者では25年ぶり3人目の女子プロゴルファーの誕生が話題になった。県内は競技人口も少なく、高校にもゴルフ部がなかったため一人で練習することも多かったというが、「ゴルフをしている人が少ない分すごいたくさん応援してもらえたし、プロテストのときも応援してくださった」と感謝の気持ちを持って戦っている。

ウェイティングからの出場で優勝争いを繰り広げている22歳は、「同い年の選手が頑張っているのを見て、私も、私の戦っている場所で頑張りたい」。古江彩佳西村優菜ら、海の向こうで戦っている同い年からも刺激を受けているという。

「今までで一番いい成績で最終日を迎えられる。ドキドキはするけどすごい楽しみなので、自分のプレーがしっかりできるように頑張りたい」。現地ウェイティングからの優勝となれば、2017年「ゴルフ5レディス」のO.サタヤ(タイ)、2018年「マンシングウェアレディース東海クラシック」の香妻琴乃に続く3人目(1988年ツアー制度施行後)。ツアールーキーが闘志を燃やした。

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