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大西葵の帯同キャディがラウンド中に職務放棄か JLPGAが処分検討

◇国内女子◇アース・モンダミンカップ 2日目(24日)◇カメリアヒルズCC(千葉)◇6639yd(パー72)

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は24日、大西葵の帯同キャディが大会初日(23日)のラウンド途中に職務放棄した疑いがあるとして、キャディと大西に調査を行い、処分を検討する考えを明らかにした。

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東京中日スポーツの報道によると、大西は第1ラウンドの前半18番のティショットを終えてキャディの交代を申し出た。17番の2打目をレッドペナルティエリア内に入れた後、4打目の処置を巡って意見が対立。大西の選択に腹を立てたキャディが怒声を発し、交代を申し渡された直後にコースを立ち去ったという。

18番からは大西の関係者2人が残り10ホールでバッグを担いだ。トラブルの前後で、偶然にも速やかな進行を促そうと組全体をチェックしていた競技委員が対応。JLPGAには「大西さんが18番のティで涙を浮かべていた」という報告があった。

体調不良などを理由にキャディをラウンド中に変更することについて、ルール上の問題はない。一方で、JLPGAはトーナメント規約・規定集でキャディの試合中の振る舞いやマナーについて言及(※)。

さらに「キャディに関する一切の責任は、当該キャディを帯同した選手が負うものとし、キャディが本規則に違反したときは、トーナメント事業部は、当該キャディを帯同した選手に対しても、別途定めるJLPGAトーナメント罰則規定に従って罰則を科すことができる」と定めている。

JLPGAの担当者は大西とキャディの当時の言動について「調査中」と繰り返し、ヒアリングの結果、処分などについて後日公表する方針を示した。

初日を3オーバー121位で終えた大西は2日目、契約用具メーカーの担当者をキャディに据えて2日目に臨む。

※2022年度 JLPGAトーナメント規約・規定集 帯同キャディ規則(抜粋)
2.キャディは、いかなる時でもエチケットとマナーを守り、他のプレーヤーに対しても心くばりを忘れず、スポーツマンシップに違反するような言動をしてはならない。

3.トーナメント事業部が、キャディについて、エチケット、マナー、着用物、身だしなみ、風紀を乱す等の理由により、JLPGAトーナメントのキャディとして適切でないと判断した場合、トーナメント事業部は当該キャディに対してトーナメント会場からの退去、または着用物の交換の指示をするなど必要な措置を講ずることができる。

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2022年 アース・モンダミンカップ



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