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勝負のカギは決めきれなったバーディパット 西村優菜

◇国内女子メジャー◇ワールドレディスサロンパスカップ 事前(4日)◇茨城GC西コース◇6680yd(パー72)

150cmと小柄だが、分析力とショートゲームを武器にツアー4勝。距離が長い東コースで行われた昨年大会で初優勝をあげたときも、「自分の飛距離で戦えた」と自信につながったが、西村優菜の代名詞が最近陰りを見せている。

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今季の平均パットはツアー2位の1.7508(パーオンホール)だが、持ち味のはずのパターが「あとひと筋で入っていない」と、勝負どころで決めきれない。

4月「KKT杯バンテリンレディス」は、プレーオフ1ホール目で4mのバーディパットを外して脱落。単独首位で最終日を迎えながら惜敗し、「今までの中で一番悔しかった。もっとできたのに」と落ち込んだ

ディフェンディングとして本戦を迎える前に、アドバイスを求めたのが日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の小林浩美会長。プロアマを一緒に回った機会に悩みをぶつけてみると、小林会長から「淡々とやってみたらどう?」と返ってきた。

「西村さんの連覇に向けては、パッティングと思います」。ここ最近、パターにもどかしさを感じていたことは小林会長も察していた。「入れたいパットがあると、1打に集中するよりも気持ちが前にいき過ぎてしまう。攻め方もショットもいいので、さじ加減かな」と背中を押した。

面積が小さく高速に仕上がったグリーンが待つ西コースは、グリーンを狙うショットとパターが上位進出のカギになる。ショットに関しては西村も「すごくいい感じ」と言えるほど自信をもって振れている。そこにパターがかみ合えば、2012年のアン・ソンジュ(韓国)以来、大会史上2人目の連覇もぐっと近づくはずだ。

「コースに入ってドキドキもワクワクもしていますが、難しくなっているのでとにかくマネジメントに集中したい」と気を引き締める頭脳派の21歳。昨年自信を与えてくれた一戦だが、今年も多くを学ぶことになりそうだ。(茨城県つくばみらい市/谷口愛純)

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