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吉田優利がプレーオフ6ホール目で力尽きる バースデーV逃すも「次につながる」

◇国内女子◇KKT杯バンテリンレディスオープン 最終日(17日)◇熊本空港CC(熊本県)◇6499yd(パー72)

首位と4打差の7位から出た吉田優利は4バーディ、ノーボギー「68」で回り、通算8アンダーとスコアを伸ばして、プレーオフへの切符を手にした。植竹希望との6ホールに及ぶ激闘で最後は力尽きて敗れたが、悔いのない晴れ晴れとした表情を浮かべた。「いいゴルフができたので、次につながると思いました」

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4ホール目では2打目を池に入れてしまう場面もあったが、「あのショットはすごく良かった。風が少し止んでしまったなってくらいで。落ち込んだ瞬間はなかったです」と、すぐに気持ちを切り替えた。

「4人でのプレーオフは初めてだったけど、すごく楽しくプレーできた」。胸を躍らせながら回った6ホールで、ボギーは1度も打たなかった。「プレーオフの戦い方としてすごく良かったと思う」と胸を張る。

この日は自身の22歳の誕生日。加えて、妹の吉田鈴(千葉黎明高卒)がアマチュアとしてただ1人の予選通過を果たしており、優勝すれば、ベストアマチュアの妹と同時表彰のチャンスだった。

「妹のためにも勝ちたかった。妹は初めて予選通過してすごく頑張ったなと思うので(自分が勝てなくて)残念でしたけど、自分にとっても良い週になりました」。あと一歩のところでバースデーVこそ逃したが、得たものも大きい。「いい誕生日だったと思います」と笑った。

「最近ゴルフが良くなってきていて、それが結果にも出ている。こういうゴルフを続けていければ、また勝つチャンスがやってくる」。経験を力に変えて、次はかならず勝利をつかむ。(熊本県菊陽町/内山孝志朗)

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