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植竹希望が涙のツアー初優勝 史上最長2時間の死闘PO制す

◇国内女子◇KKT杯バンテリンレディスオープン 最終日(17日)◇熊本空港CC(熊本県)◇6499yd(パー72)

1打差2位から出た植竹希望が4バーディ、3ボギーの「71」でプレー。通算8アンダーで西村優菜小倉彩愛吉田優利と並んだプレーオフを制し、ツアー初優勝を挙げた。

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18番(パー5)でのプレーオフ1ホール目で西村、2ホール目で小倉が、いずれもバーディを決めきれず脱落。植竹と吉田はその後の3ホールを分け、6ホール目で吉田がパーとしたのに対し、植竹がバーディを奪って決着させた。

植竹は東京都出身の23歳で2017年のプロテストに合格し、下部ステップアップツアー1勝。今週は花粉症に悩まされながらマスク姿でプレーし、6ホール2時間に及ぶ死闘を制して涙を流した。

1988年のツアー制施行後、2002年「ヴァーナルレディース」(優勝:久保樹乃)の1時間55分(7ホール)を超えて史上最長となった。

吉田はこの日22歳の誕生日を迎えたが、今季初優勝を飾ることはできなかった。小祝さくらが通算7アンダー5位、藤田さいきが通算6アンダー6位。前週大会優勝の上田桃子は通算1アンダー20位で終えた。

<上位成績>
1/-8/植竹希望
2T/-8/吉田優利西村優菜小倉彩愛
5/-7/小祝さくら
6/-6/藤田さいき
7/-5/渡邉彩香
8T/-4/堀琴音金澤志奈鈴木愛

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