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アマ吉田鈴が初の予選通過「オーガスタの経験が生きた」 最終日は姉の誕生日

◇国内女子◇KKT杯バンテリンレディスオープン 2日目(16日)◇熊本空港CC(熊本県)◇6499yd(パー72)

アマチュアの吉田鈴(千葉黎明高卒)がレギュラーツアー参戦8試合目で初の予選通過を果たした。2週前の「オーガスタナショナル女子アマ」に出場し、日本勢ではただ一人オーガスタナショナルGCでプレーできる決勝ラウンドへ進んだ18歳は「本当に成長した。オーガスタの予選通過が生きた」。大舞台での経験を結果につなげた。

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1オーバー54位からインコースのトップスタート。4バーディ、3ボギーの「71」にまとめた。11番(パー5)でバーディを先行させた前半を1つ伸ばして折り返し、後半はパープレーで踏ん張って通算イーブンパー30位まで順位を上げた。

キーホールに挙げたのは後半8番(パー3)。風の読みに惑わされ、オナーで放ったティショットはキャリーでグリーンをオーバーしたが、ウェッジで寄せて2.5mのパーパットを冷静に沈めた。「セーフティを意識して、無理なことは絶対にしないと決めていた」。上がりの9番も3オン2パットと危なげなくパーで締めくくった。

前年大会は通算9オーバーで予選落ち。カットラインを強く意識しすぎたという反省を踏まえ、「逃げそうなところを逃げずに、アンダーを目標に上を目指した」。予選通過ラインは昨年の通算2オーバーに対し、今年は通算1オーバー。マインドを入れ替えて臨んだ結果、全体のスコアの出方が一年前と大きく変わらない中で9打も縮めて突破した。

ツアーで初めて迎える17日の最終日は、姉・吉田優利の22歳の誕生日でもある。姉妹の間柄は「結構ドライ」と笑いつつ、ゴルファーとしてのライバル心は持っている。「いまの位置では全然満足していない。上の人たちは全然ゴルフ(のレベル)が違う。まだまだ自分のゴルフは未熟だけど、頑張ってアンダーを出したい」と力を込めた。(熊本県菊陽町/内山孝志朗)

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