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託児ルームも活用 横峯さくら「大前進じゃないかな」

◇国内女子◇Tポイント×ENEOS ゴルフトーナメント 初日(18日)◇鹿児島高牧CC (鹿児島)◇6419yd(パー72)

「今回から医務室を借りて、託児ルームを作っていただいて、母親に(子どもを)見てもらっている。ゼロをイチに変えることができたのは大前進じゃないかな」

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横峯さくらは1歳になった長男・桃琉(とうり)くんをクラブハウスへ預けた。これまでも女子ツアーでは託児ルームが設置されていたことがあったが、自身が利用するのは初めての経験となった。

安心してティオフした36歳は4バーディ、2ボギーの「70」でプレーし、2アンダー暫定3位で初日を終えた。

「このコースはアンダーで回れればうれしいというくらい戦略性があって、すごく難しいイメージ」。それでも前半2番で6mを沈め、15番からは2連続バーディ。最終18番はチップインバーディで締めた。

調整も功を奏した。大会前の練習で「キャロウェイ ローグSTプロトタイプ ドライバー」のロフト角を8.5度から10.5度に。「練習場で打つと曲がり幅が減ったので、ターゲットに対してストレスなく振り切れる」と効果を実感している。

パターも新しく投入した。「オデッセイ トライ・ホット5K トリプルワイド」に変更。「すごく転がりが良くなった」と振り返った。

地元・鹿児島での大会に「雨の中、見に来てくださった方々に良いプレーを見せたい気持ちでプレーして、少しはお見せすることができたんじゃないかな」と笑顔。ファンにとっては2014年「大王製紙エリエールレディス」以来となるツアー24勝目が待ち遠しい。(鹿児島県姶良市/玉木充)

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