2022年 ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント

「完璧主義」を見直し 渡邉彩香が2季連続の“開幕戦”制覇へ首位発進

2022年 ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント 初日 渡邉彩香
充実したオフを過ごした渡邉彩香が首位発進を決めた

◇国内女子◇ダイキンオーキッドレディス 初日(3日)◇琉球GC(沖縄県)◇6590yd(パー72)

渡邉彩香が5アンダーでホールアウトし、今季初戦を単独首位で駆け出した。シーズン初戦に意気込みすぎることなく「落ち着いてできた」とプロ10年目の意地を見せつけた。

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2012年にプロに転身した渡邉は2014年「アクサレディス」で初優勝、15年に2勝を遂げた。追及心は強く、パワーアップを求めて取り組んできたが、持ち味だった1Wショットを崩して成績不振にあえいだことも。「もっとこうしたいという欲が出てきて、満足できずに自分を追い求めすぎてしまう」と自らを省みる。

今オフはコーチやトレーナー、キャディらと連絡を取り「もう少し自分を認めて、ここが良くなったとか、ここが成長したなとたくさん感じられるように」と心に余裕を作ることで、冷静さを保てたという。

自己肯定感を高めるために「小さなことでもいいから自分を褒めるように」することを心掛け“できた”の自分基準を緩和した。「時間通りに物事が進んだ、とかだと『完璧すぎる』と言われるので、遅れちゃったけど問題なくできた、とか小さいことでもいいんじゃないかという取り組みをしていました」と打ち明ける。

プライベートも充実させた充電期間となった。昨年入籍した柔道家の小林悠輔さんとの結婚式を親族だけで行った。「実感が湧かなかったけど、今回の式ですごく気持ちも引き締まるというか、やって良かったなと思いました」とほほ笑んだ。今大会は2014年に2位で終えた実績もあるコース。復活優勝を遂げた2020年-21年シーズンの開幕戦「アース・モンダミンカップ」以来となるツアー5勝目へ好スタートを切った。(沖縄県南城市/石井操)

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