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開幕戦「始球式」 佐久間朱莉が2打差4位発進

◇国内女子◇ダイキンオーキッドレディス 初日(3日)◇琉球GC(沖縄県)◇6590yd(パー72)

ギャラリーに見守られる中、2022年開幕戦の“トップバッター”を務めたのは昨年プロに転身したばかりの佐久間朱莉。ドライバーを振り切ったものの「緊張しました」と心臓の鼓動は収まらず、キャディを務める父親の佐久間浩太郎さんと会話をしながら心を落ち着かせていった。

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開幕2日前の火曜日に組み合わせ表が発表され、一番上にある名前を見て「始球式だ」と思ったという。手は震えずにできたが、ボールはフェアウェイに置けず「逆に、もうミスしたから大丈夫だと思いました」と緊張して上がった肩を下げた。

昨年は6月のプロテストをトップ通過して5試合に出場したが、苦々しい思い出もある。プロデビュー戦となった翌月の「大東建託・いい部屋ネットレディス」では、初日に「71」の39位で発進したものの、2日目はカットラインを意識しすぎて「79」と大崩れして予選落ちを喫した。

「終わってから『どうしよう』と思って、一番に母に電話したんですけど、声を聞いたら涙が止まらなかったです」。その後も予選通過に向けて、もがけばもがくほど悪循環に陥り「自分でダメになっちゃった」と気落ちしたという。

「今シーズンはあまりカットラインとかスコアとかこだわらずに、まずは自分のゴルフを1球1球大切に」。この日は5バーディ、2ボギーの「69」でプレーし、トップに2打差の3アンダー4位と好スタートを切れた。師匠の尾崎将司からも「大丈夫だろう」と太鼓判を押されている。「プロテストでも『お前なら大丈夫』と声をかけてもらえた」とかみ締めるように言った。(沖縄県南城市/石井操)

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2022年 ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント



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