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6500万円差から快進撃の稲見萌寧 古江彩佳は得意の秋で猛追/女王レース振り返り

◇国内女子メジャー◇JLPGAツアー選手権リコーカップ 事前(24日)◇宮崎CC(宮崎県)◇6543yd(パー72)

賞金ランキング1位の稲見萌寧とランク2位の古江彩佳による賞金女王争いが、いよいよフィナーレを迎える。2人の差は1696万8474円。古江が逆転するためには単独2位以上に入ることが最低条件となるラストマッチ。コロナ禍で年をまたぐ異例の長丁場となった女王レースのこれまでの動きを振り返る。

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■好スタートを切ったのは?

新型コロナウイルス感染拡大の影響で試合が次々と中止になった2020年。シーズンスタートが6月末の「アース・モンダミンカップ」までずれ込む中、古江は9月「デサントレディース東海クラシック」でプロ初優勝を遂げた。その後も11月に2連勝を飾るなど、笹生優花と約340万円差のランク2位で20年を終了。早くから女王争いに名乗りを上げた。

稲見は8月「AIG女子オープン」に参戦したことで序盤3試合を欠場。帰国後の隔離期間を挟んで出場した「日本女子プロ選手権」でも予選落ちするなど、開幕から5試合で賞金を加算したのは13位に入った「アース」のみだった。シーズン1勝目は10月「スタンレーレディス」。20年終了時点ではランク12位でトップの笹生と6500万円超の差があった。

■いきなり8戦4勝の21年

21年はスタートから稲見が破竹の勢いを見せた。2戦目「明治安田生命レディス」で早々に優勝すると、4月に3勝を挙げて8戦4勝。5月「中京テレビ・ブリヂストンレディス」では、初日にツアー新記録の13バーディを奪うなどツアー最少タイ「61」をマークして圧勝。5月時点でランク2位まで上がり、トップ小祝さくらとの差を一気に縮めていった。

■メジャー初Vでトップ浮上

稲見の銀メダル獲得に日本中が沸いた8月「東京五輪」を挟み、女王戦線も大きく動いた。9月「日本女子プロ選手権」で国内メジャー初制覇を果たし、ランク1位に浮上。「ゴルフ5レディス」初日のラウンド中に虫に刺され、左腕痛で棄権した翌週の圧勝劇。シーズン獲得賞金も2億円を突破した。

■海外転戦から復帰後の猛追

海外メジャー2試合に挑戦した古江は夏場の6試合を欠場。それでも、得意の季節に入って本領を発揮した。10月「富士通レディス」から4戦3勝の猛チャージをかけ、こちらも2億円の大台をクリア。9月「住友生命Vitalityレディス 東海クラシック」を終えた時点で最大7200万円超まで開いたトップ稲見との差を約400万円まで縮めた。

■史上2番目の若さで通算10勝

終盤は腰痛に苦しむ試合も続いた稲見は、11月「伊藤園レディス」で後続に9打差をつけてシーズン9勝目。22歳108日での通算10勝到達は、宮里藍の20歳105日に次ぐ2番目の若さだった。過去2年連続で予選落ちだった翌週「大王製紙エリエールレディス」も古江と同じ19位で終え、リードを保って最終戦を迎える。

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